背景

武者ガンダム

ガンダム派生作品、SDガンダムを語る

日本を代表する作品としてその地位を確固たるものとしているガンダムシリーズ、派生作品も多い中で一際異彩を放っているのが『SDガンダムシリーズ』ではないでしょうか。このサイトではそんなSDガンダムの魅力を紐解きつつ、考察していきます。

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まさに侍

騎士ガンダムがあるのなら、その反面として日本的なSDガンダムがあってもおかしくはありません。日本が生み出したとならば、やはりかつて日本にも存在した侍をベースにした『武者ガンダム』について語る必要があります。

騎士ガンダムと同じでシリーズの中では突出した人気を得ていますが、騎士ガンダムよりも早く商品化されており、その始まりは1985年とほぼSDガンダムが世に登場した時からだ。見方によっては全ての原点なのか、ただの傍観者なのか、どちらとも言える立場における作品となっています。ちなみに武者ガンダムと表記していますが、個体名をきちんと書くとしたら『武者頑駄無』と表記されます。

舞台設定は日本の戦国時代をモチーフにしているので、見慣れた世界観で楽しめることまちがいなしだ。

そんな武者ガンダムについても、ガンダムという一個の生命体として描かれているので、中の人なんていないのでご注意ください。そもそもデフォルメ化されているところに、お腹を割ってアムロなどが出てきたら、軽いホラーだ。

作品について

武者ガンダムについてですが、こちらの作品は実を言うとSDガンダムというシリーズが登場する以前からデザインが作られていたのです。デフォルメ化されたものではなく、あくまで等身大のデザインのものとなっているものの、それはそれで胸熱過ぎる。ぶっちゃけそういうスタイルのガンダムがあってもおかしくない、と言うよりはこれまで登場したガンダムは何かしろ侍をモチーフにした部分が採用されているので、日本人にしても世界のあちこちにいる親日派な人々に喜ばれやすい作品となっているのです。

そのため騎士ガンダムも武者ガンダムをベースとして、日本的ではない西洋風のファンタジー気質あふれる騎士をデザインしたガンダムが作成されたと考えれば納得も行くシリーズ化だ。結果、両作品はそれぞれ独立した作品として見られるほどの高い人気を得ることになります。

SDガンダムとしての人気は

武者ガンダムの人気は発表された直後からうなぎ登りと言っても良いほどの好調を博し、ガシャポンを中心とした様々な商品展開がマルチに行われていった。その後SDガンダムシリーズとして本格的に武者ガンダムは映像化・漫画化といった方面にも力を注いで行くことになる。

ただ当初あまりに散発的な商品展開の機雷が見えていたこともあり、一貫したストーリーを作るべきだという案が出たほど。それだけ内容を作らなくても、侍というシンボルに惹かれて購入し、ファンとなった人が多かったことも意味しているのでしょう。やがて成立した物語としての内容にも評判が及んで、騎士ガンダムと同様にSDガンダムとしてメジャーコンテンツへと発展していきました。

映像化においても

武者ガンダムの映像作品は何度か見たことがある、ただ一度リアルなフィギュアを元にした人形劇風の作品が作られたりと、なんだか残念な気持ちにさせられた作品もある。人形劇には人形劇ならではの面白さはある、ただ最近アニメとして放送されている『Thunderbolt Fantasy』の完成度があまりに凄すぎるせいか、この頃に制作された作品を見せられるともっと工夫しても良かったのではないかとも思わされます。

武士らしい活躍が見られます

展開していく武者ガンダム、作品としてのクオリティは夕に及ばず、現在でも漫画作品が継続して連載されているほどだ。騎士ガンダムも人気といえば人気ですが、やはり何処か別次元に位置していると見ていいでしょう。日本的な面白さがある、やはり侍という日本人なら誰でも一度は憧れる、そんなスタイルは同族意識的な意味合いで興味対象の枠に当てはめられるようだ。

騎士ガンダムとの関係

さて、そんな騎士ガンダムとの関係性について少し話しておきたい事がある。一見すると全く関係ない別作品のように見えますが、実を言えば騎士ガンダムは武者ガンダムという作品から見れば『過去の物語』として見なければならないのです。そのため世界観も共通する部分を多く持っており、作中に登場する重要な要素が実は武者ガンダムにとっても極めて必要な設定のものというケースが多く見られるのだ。

知っていて損はない、というよりは知らなくてはならない要素となります。同一の世界観を共有しているので、どちらかの作品を好きになれば片方の作品もきっと好きになれること間違い無しだ。